やりたいことがたくさんあるのに、どれから始めたらいいのか分からなくなって、気持ちだけが焦ってしまう。そんな経験はありませんか。
頭の中では「これもやりたい」「あれも気になる」と思っているのに、結局何も進まず、自己嫌悪だけが残ってしまう。実はこの状態、多くの人が一度は通るものです。特別に意志が弱いわけでも、能力が足りないわけでもありません。
やりたいことが多い人ほど、エネルギーが分散しやすく、選べなくなってしまうだけなのです。だからこそ必要なのは、気合いや根性ではなく、現実的に整理する方法です。
ここでは、迷いを減らし、自然に行動へ移れる考え方をお伝えします。
ノートに書き出すと、迷いが減る理由
頭の中だけで考えていると、やりたいことはどんどん膨らみます。
仕事のこと、家族のこと、お金のこと、将来の不安。そこに「本当はやりたいこと」が重なると、思考が混線してしまいます。
そんなときに役立つのが、ノートに書き出す方法です。紙に書くことで、頭の中にあったものが「見える状態」になります。
これは気持ちの整理をするうえで、とても効果的です。
やり方はシンプルです。
まず、やりたいことを思いつくまま書いてください。大小は問いません。
資格の勉強、転職、趣味、引っ越し、旅行、副業、生活習慣の見直し。どんな内容でも大丈夫です。
書き出すことで、「思っていたより多くない」と感じる人もいれば、「こんなに抱えていたんだ」と気づく人もいます。
どちらでも問題ありません。大切なのは、頭の外に出すことです。
次に、その中で「今の自分が一番気になるもの」に丸をつけます。
このとき、将来の損得や周りの目は考えません。
純粋に、今の自分が動きたくなるものを選びます。
やりたいことが多いときほど、「全部やらなきゃ」と思いがちですが、それが迷いを生みます。
一度に動けることは、実は限られています。
だからまずは、一つに絞る。それだけで、心が少し軽くなります。
優先順位は「正しさ」より「動けるか」で決める
多くの人は、やることを決めるときに「正しいかどうか」で考えます。
収入になるか、将来につながるか、無駄じゃないか。
その考え方自体は間違っていませんが、迷っているときには逆効果になることがあります。
なぜなら、正しさを基準にすると、結局どれも捨てられなくなるからです。
どれもそれなりに意味がありそうで、選べなくなってしまいます。
ここで意識してほしいのは、「今の自分が動けるかどうか」です。
少しでも手をつけられそうか、考えただけで気が重くならないか。
その感覚を大切にしてください。
やりたいことが多い人ほど、完璧な計画を立てようとします。
でも、最初の一歩に完璧さは必要ありません。
五分でできること、今日中に終わること、それで十分です。
例えば、勉強を始めたいなら、教材を全部そろえる必要はありません。
まずは一ページ読むだけでいいのです。
副業に興味があるなら、いきなり結果を出そうとせず、情報を一つ調べるだけでも立派な前進です。
動ける基準で選ぶと、自然と行動が始まります。
行動が始まると、迷いは少しずつ減っていきます。
条件をそろえてから始めようとしなくていい
やりたいことにブレーキをかける一番の理由は、「条件が整っていない」という思い込みです。
時間がない、お金がない、自信がない。
そう感じるのは自然なことですが、それを理由に止まり続けると、何も変わりません。
大切なのは、「今ある条件で何ができるか」を考えることです。
完璧な状態を待つ必要はありません。
例えば、時間がないと感じる人は、一日の使い方を振り返ってみてください。
意外と、何となくスマホを見ている時間や、惰性で過ごしている時間があります。
そこから十分、やりたいことに使える時間は生まれます。
お金が心配な場合も同じです。
最初から大きな出費を考えなくていいのです。
無料の情報、身近な環境、小さな工夫で始められることはたくさんあります。
やりたいことが多い人は、可能性がある人です。
だからこそ、現実的な一歩を軽く見ないでください。
小さく始めることで、「自分は動ける」という感覚が積み重なります。
その感覚が、自信につながります。
自信がつくと、次の選択がしやすくなります。
最後に
やりたいことが多すぎて迷うときは、あなたが前向きに生きようとしている証拠です。
問題は、迷っていることではなく、整理せずに抱え込んでしまうことです。
ノートに書き出すこと。
今の自分が動けるものを一つ選ぶこと。
条件が整うのを待たず、小さく始めること。
この三つを意識するだけで、日常は少しずつ変わっていきます。
やりたいことは、減らす必要はありません。
順番を整えるだけでいいのです。
焦らなくて大丈夫です。
一歩ずつ進めば、ちゃんと前に進んでいます。
あなたの毎日が、少しでも軽く、心地よいものになりますように。
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