スマホやパソコンが当たり前のようにそばにある毎日。気づけば、少しの空き時間にもSNSを開き、何となく流れてくる情報を追い続けている。そんな生活に、どこか息苦しさを感じている方も多いのではないでしょうか。
私自身もその一人でした。仕事の合間、移動中、寝る直前までSNSを見てしまい、頭が休まる時間がほとんどありませんでした。そこで思い切って試したのが、1か月間のデジタルデトックスです。完全にSNSから離れることで、想像以上に現実的で、はっきりとした変化を感じることができました。
心が静かになると、毎日の質が変わる
SNSをやめて最初に感じたのは、心が驚くほど静かになったことでした。これまでは通知音や「いいね」の数が、無意識のうちに気分を左右していました。誰かの投稿と自分を比べて落ち込んだり、逆に焦ったりすることも日常でした。それが、デジタルデトックスを始めた途端、そうした刺激が一気に消えたのです。
朝起きてすぐスマホを手に取らなくなり、まずカーテンを開けて外の光を感じるようになりました。たったそれだけのことですが、気持ちが落ち着き、一日のスタートがとても穏やかになります。SNSを見ない時間が増えたことで、頭の中が整理され、自分が今何を感じているのかを自然に意識できるようになりました。デジタルデトックスは、特別なことをしなくても、心の余白を取り戻すきっかけになると実感しました。
集中力が上がり、仕事がスムーズに進む
SNSをやめてから、仕事の進み方が明らかに変わりました。以前は、作業中にスマホが目に入ると、つい確認してしまい、そのたびに集中が途切れていました。一度途切れた集中力を戻すには、意外と時間がかかります。デジタルデトックスをしてからは、その無駄な中断がなくなり、一つの作業にしっかり向き合えるようになりました。
結果として、同じ仕事でも終わるまでの時間が短くなり、内容にも余裕が生まれました。考えを深めたい場面でも、他人の意見や流行に引っ張られず、自分のペースで進められます。SNSから距離を置くことで、情報を「受け取る側」から「考える側」に戻れた感覚がありました。デジタルデトックスは、仕事の効率を上げたい方にとって、かなり現実的な方法だと思います。
人とのつながりが、より温かくなる
SNSをやめると、人とのつながりが薄くなるのでは、と心配する方も多いかもしれません。ですが実際は逆でした。デジタルデトックス中、家族や友人と直接話す時間が増え、一つ一つの会話がとても濃く感じられました。画面越しのやり取りでは伝わりにくい表情や声のトーンが、安心感や信頼感につながっていきます。
一緒に食事をしながら話す時間や、何気ない雑談の中で、相手の近況や気持ちを深く知ることができました。SNS上では見えなかった相手の本音に触れることで、関係性がより自然で心地よいものに変わっていきます。デジタルデトックスは、人との距離を遠ざけるのではなく、むしろ現実のつながりを大切にする感覚を取り戻させてくれました。
最後に
1か月間のデジタルデトックスは、心、仕事、人間関係のすべてにおいて、はっきりとした変化をもたらしました。SNSそのものが悪いわけではありません。ただ、使い方を見直さずにいると、自分の時間や気力を知らないうちに消耗してしまいます。一度立ち止まり、SNSから少し距離を置くだけで、日常は驚くほどシンプルになります。
もし最近、疲れやすい、集中できない、気持ちがざわつくと感じているなら、短期間でもデジタルデトックスを試してみてください。現実の生活に目を向けることで、自分にとって本当に大切なものが、自然と見えてくるはずです。
沙耶美のスピリチュアルカウンセリングはこちら







