幸せになりたいと願うとき、多くの人は「何かを手に入れたら」「状況が変わったら」と未来に答えを探します。
けれど、実は現実はとてもシンプルです。
私たちが日々どんな気持ちで過ごしているか、その心の状態そのものが、今と未来の現実をつくっています。
心が落ち着いていて、ほっとしていて、安心している。
その状態が続けば、現実もまた穏やかでやさしいものへと自然に整っていきます。
そのために大切なのが、「自分にとって心地よい状態」を知り、日常の中で選び続けることです。
心の状態が現実をつくるという、とてもシンプルな法則
宇宙の法則では、「心の状態に等しい現実が起こる」と考えます。
ここでいう心の状態とは、一時的な気分ではなく、日常的に使い続けている感情のことです。
人は生まれた瞬間から感情を持ち、成長とともにその感情は複雑になっていきます。
嬉しい、悲しい、安心、不安。
経験を重ねるごとに、そこに思考が重なり、感情は絡まりやすくなります。
考えすぎると、心はすぐに忙しくなります。
「あのとき、ああすればよかった」
「この先、うまくいかなかったらどうしよう」
こうした思考は、知らないうちに心の状態を緊張させ、未来への不安を増幅させます。
けれど、心を複雑にするのは簡単でも、シンプルに整えることもまた可能です。
今この瞬間、心が少し楽になる選択をするだけで、感情は軽くなります。
その軽さが積み重なると、現実もまた軽やかに変化していきます。
「心地よさ」は外ではなく、自分の内側にある
「この人がいるから幸せ」
「これがあるから安心」
そう感じること自体は悪いことではありません。
けれど、それだけに頼ってしまうと、心の安定は外の状況に左右されやすくなります。
本当に大切なのは、自分の内側を先に心地よくすることです。
心地よさとは、心の置きどころ。
緊張していない、責めていない、無理をしていない状態です。
そのためには、「今、自分は何をしたいのか」を丁寧に感じ取ることが必要です。
とても小さなことでかまいません。
・少し散歩をしたい
・温かい飲み物を飲みたい
・静かな時間がほしい
・思考を紙に書き出したい
感じたら、できるだけそのまま行動に移します。
すぐにできない場合は、忘れないように書き留めておきます。
そして、できるタイミングが来たら、必ず実行します。
この「自分の感覚を尊重する」という体験が、自己信頼を育て、心の状態を安定させていきます。
日常の選択を少し変えるだけで、心は整い始める
心地よい状態は、特別な出来事の中にだけあるわけではありません。
むしろ、日常の小さな選択の積み重ねの中にあります。
今日のランチは、何を食べたら気分がいいか。
明日は、どんな服を着たら安心できるか。
週末は、どんな過ごし方をしたら心が緩むか。
こうした問いを自分に投げかけ続けることで、
「自分が心地よいと感じる状態」が少しずつ言葉にできるようになります。
心地よさは人それぞれ違います。
静かな時間が必要な人もいれば、誰かと話すことで満たされる人もいます。
正解はありません。
大切なのは、
心がほっとして、肩の力が抜け、安心感がある状態を自分で知っていることです。
その感覚を知っていれば、つらい出来事があっても、
「戻る場所」を自分の中に持つことができます。
感情をため込みすぎず、未来に同じ重さを持ち越さずにすむようになります。
幸せは、遠くに探しに行くものではありません。
今この瞬間の心の状態を、少しだけ心地よい方向へ整えること。
それを今日も、明日も、静かに選び続けること。
その積み重ねが、やがて現実をやさしく変えていきます。
自分の感覚を信じ、自分の心を居心地のいい場所に戻してあげてください。
その選択こそが、幸せになる生き方そのものです。
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