恋愛相談を受けていると、「彼が本当のことを言っているのかわからない」というお悩みを、とてもよく伺います。実際に状況を丁寧に見ていくと、多くの場合、相手は嘘をついていないことが多いです。それでも、なぜか信じきれず、不安や疑いが膨らんでしまう方は少なくありません。
人は一度疑いを持つと、相手のどんな言葉や行動も疑いの目で見てしまいます。すると、本当のことを言われていても、「隠しているのではないか」「他に理由があるのではないか」と考えてしまい、結果として心がとても疲れてしまいます。恋愛において信頼関係はとても大切ですが、その土台には「相手を信じる力」だけでなく、「自分を信じる力」も必要になります。
疑いが強くなるのは、不安から始まる
恋愛で疑いが生まれるとき、多くの場合、心の奥には強い不安があります。裏切られたくない、傷つきたくない、ひとりになりたくないという気持ちは、とても自然な感情です。誰でも大切な人を失いたくないと思うものです。
しかし、この不安が大きくなると、相手の言葉をそのまま受け取ることが難しくなります。例えば、相手が「仕事が忙しい」と説明していても、「本当は他の理由があるのでは」と考えてしまいます。この状態が続くと、恋愛そのものが苦しくなり、信頼関係を築くことが難しくなります。
ここで大切なのは、不安を無理に消そうとしないことです。不安を感じる自分を否定すると、余計に心が不安定になります。不安を感じていると気づいたら、「それだけ相手を大切に思っている証拠なんだ」と、まずは自分の気持ちを認めてあげてください。恋愛における信頼関係は、不安を否定することではなく、不安を理解することから始まります。
相手を信じる前に、自分の気持ちを信じる
「信頼関係を築きたい」と思うと、多くの方は「相手を信じなければ」と考えます。しかし、実は順番が少し違います。最初に大切なのは、自分の気持ちを信じることです。
あなたは、その人を好きになった経験があります。その気持ちは、誰かに強制されたものではなく、自分自身が感じた大切な感情です。この事実は、どんな状況になっても変わりません。恋愛で迷ったときは、「あの人を好きになった自分」を責めるのではなく、「誰かを大切に思える自分」を認めてあげることが大切です。
自分を信じることができると、心に余裕が生まれます。すると、相手の言葉を落ち着いて受け止められるようになります。信頼関係は、相手の行動だけで作られるものではありません。自分の感情を受け入れる姿勢があるからこそ、恋愛における信頼関係が深まっていきます。
不安と上手に付き合うと、本当の気持ちが見えてくる
疑いが続いているとき、心の中には「安心したい」という強い願いがあります。この気持ちは決して悪いものではありません。ただし、不安を隠そうとしたり、無理に抑えたりすると、かえって疑いが強くなります。
そんなときは、自分の気持ちを紙に書き出してみることがおすすめです。「なぜ不安なのか」「何が怖いのか」「相手にどうしてほしいのか」を具体的に書いてみてください。言葉にすることで、自分の本当の気持ちが整理されます。
また、相手に確認したいことがある場合は、責める言い方ではなく、「私はこう感じている」と伝えることが大切です。恋愛における信頼関係は、正しさをぶつけ合うことではなく、お互いの気持ちを共有することで育っていきます。疑いが減ると、相手の言葉をそのまま受け取れるようになり、本当の気持ちを見極めやすくなります。
最後に
恋愛の中で疑いが生まれるのは、とても自然なことです。それは相手を大切に思っている証でもあります。ただし、疑いが強くなりすぎると、恋愛における信頼関係が揺らいでしまいます。
そんなときは、相手の言葉を証明しようとするより、自分の心に目を向けてください。不安を感じている自分を認め、自分の気持ちを信じることができると、少しずつ心が落ち着いていきます。
信頼関係は、一瞬で完成するものではありません。日々の会話や行動の積み重ねで育っていくものです。焦らず、少しずつ、自分の心を大切にしながら恋愛を続けていってください。あなたが安心して人を好きになれることは、とても素敵なことです。その気持ちを、どうか大切にしていってください。
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