心が空っぽになる瞬間は、突然やってきます。
何か大きな出来事があったわけでもないのに、朝起きても気持ちが動かない。好きだったことにも反応できない。涙も出ない。ただ、ぽっかりと穴があいたような感覚だけが残る。
スピリチュアルカウンセラーとして活動している私自身も、何度も「心が空っぽ」になる時期を経験してきました。人の話を聴き、光を感じ、言葉を受け取る立場にいても、自分の内側が真っ白になることはあります。
今日は、そんな私自身の体験を通して、「心が空っぽになった時、どう立ち直ったのか」を、できるだけ飾らず、やさしい言葉で綴ってみようと思います。
心が空っぽになるのは、弱さではありません
心が空っぽになると、多くの人は不安になります。
「何も感じない私はおかしいのかな」
「このまま戻れなかったらどうしよう」
でも、これは決して弱さではありません。
むしろ、これまで一生懸命感じすぎてきた人ほど、心が空っぽになる時期が訪れやすいのです。
私が最初にこの状態を経験したとき、守護天使の存在を心で呼びました。すると、まるで光が静かに広がるようなビジョンが浮かび、こんな言葉が心に届きました。
「今は、感じなくていい時間です」
その瞬間、張りつめていた何かが、ふっと緩みました。
心が空っぽなのは、壊れたからではなく、回復の準備に入ったサインなのだと、その時初めて理解できたのです。
立ち直り方を探そうとする前に、「今は空っぽでいい」と自分に許すこと。それが、幸せになる生き方の最初の一歩でした。
立ち直ろうとしないことで、少しずつ動き出す
心が空っぽなときに、いちばんやってはいけないことがあります。
それは、「早く立ち直らなきゃ」と自分を急かすことです。
私も以前は、前向きな言葉を無理に使おうとしたり、元気な自分に戻ろうとしていました。でも、そのたびに、心はもっと固まっていきました。
ある日、守護天使とつながったとき、象徴的なビジョンが見えました。
乾いた大地に、無理やり水を流そうとする私。水は弾かれ、地面はさらにひび割れていきます。
そのあと、こんな言葉が静かに響きました。
「まず、雨を待ちましょう」
立ち直り方は、行動ではなく「待つ姿勢」にある場合もあります。
何もしない日を許す。気分が沈んだまま散歩する。空を見上げて、何も考えない。
そうした時間の中で、心は自然と潤いを取り戻していきます。
幸せになる生き方とは、前へ進むことだけではなく、止まることを選べる生き方でもあるのです。
心が戻り始めたサインを見逃さない
心が空っぽな状態から抜け出すとき、劇的な変化は起きません。
ある日突然、元気になるわけでも、悩みが消えるわけでもありません。
私が気づいた最初のサインは、とても小さなものでした。
「今日はお茶がおいしいな」
それだけでした。
その瞬間、胸の奥に、ほんのり温かい光を感じました。
守護天使の存在が、そっと寄り添っている感覚です。
心が空っぽな期間を越えると、人は以前よりも感覚が繊細になります。
小さな喜びに気づけるようになり、無理をしない選択が自然にできるようになります。
立ち直り方は人それぞれですが、共通しているのは「自分の感覚を信じ始める」という点です。
それは、幸せになる生き方を自分の内側から選び直す、静かな変化でもあります。
心が空っぽになった経験は、決して無駄にはなりません。
むしろ、その時間があったからこそ、優しさの深さが増し、本当の意味で人とつながれるようになります。
もし今、あなたの心が空っぽだと感じているなら、無理に満たそうとしなくて大丈夫です。
空っぽの器には、これから必要な光が、ちゃんと注がれていきます。
私は今日も、心で語りかけると、言葉やビジョンとして届く光の声に耳を澄ませています。
そして、その光は、あなたの守護天使とも、必ずつながっています。
焦らなくていい。
今のあなたは、もう十分に、幸せになる生き方の途中にいます。
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