私たちはつい、「何か良いことが起きたら幸せになれる」「環境が整ったら心が満たされる」と考えがちです。
でも実は、その順番が逆だったとしたらどうでしょう。
私自身、30代に入る少し前まで、「まだ足りない」「ここが満たされていない」と感じながら日々を過ごしていました。仕事も家庭も、客観的に見れば恵まれているはずなのに、心のどこかで「私は幸せじゃない」とつぶやいていたんですね。
そのとき、ふと守護天使から受け取ったのは、まぶしい光とともに浮かんだとてもシンプルな言葉でした。
「幸せを感じることを、先にしてごらん」。
幸せは「現実」から生まれるのではなかった
それまでの私は、現実が変わることをずっと待っていました。
もっと自由な時間ができたら、もっと収入が増えたら、もっと理解してもらえたら。
そうやって条件がそろうのを待ちながら、心を後回しにしていたのです。
でも「幸せを先に感じる」というのは、何かを我慢することでも、無理にポジティブになることでもありません。
ただ、今この瞬間に「ありがたいな」「ちょっと心地いいな」と感じることを、ちゃんと味わうだけです。
朝、あたたかいお茶を飲めたこと。
空が思ったよりきれいだったこと。
誰かの一言に、少しだけ心が緩んだこと。
そうした小さな感覚に意識を向けるようになってから、私の中の「幸せを感じる心」が静かに育っていきました。
不思議なことに、その頃から人間関係や仕事の流れも、少しずつ楽な方向へ動き始めたのです。
これは引き寄せの法則という言葉で説明されることもありますが、私は「心の向きが変わった結果」だと感じています。
「幸せ」と口に出すだけで、脳は変わり始める
もし今、「私は幸せじゃない」と感じているなら、無理に気持ちを変えようとしなくて大丈夫です。
最初は、心が追いついていなくてもいいので、ただ静かに「幸せ」と口に出してみてください。
脳は、私たちが使う言葉をとても素直に受け取ります。
「幸せ」とつぶやく回数が増えるほど、脳は「幸せを探す視点」を自然と持ち始めるのです。
私も最初は、正直なところ半信半疑でした。
でも、毎朝鏡の前で小さく「私は幸せ」と言うことを続けていくうちに、心の緊張がゆるみ、不安に飲み込まれる時間が減っていきました。

現実が先に変わったわけではありません。
幸せを感じる心が先に整い、そこから見える世界が変わったのです。
この感覚は、人生を変える習慣として、とても大切なポイントだと感じています。
幸せを感じる心が、次の現実を連れてくる
カウンセリングの中でも、「何も良いことがないから幸せになれない」と話される方はとても多いです。
でも、守護天使たちはいつもこう伝えてきます。
「幸せは、今この瞬間から始められる」と。
幸せを感じる心は、特別な才能ではありません。
毎日の中で、ほんの少し視点を変えるだけで誰でも育てていけます。
そして、その心の状態こそが、次の現実を選び取っていく力になります。
現実があって幸せになるのではなく、
幸せを感じている心があって、人生の流れが変わっていく。
この順番を思い出すだけで、毎日は少し軽く、やさしいものになります。
今日もぜひ、どんな小さなことでもいいので「幸せ」と感じる瞬間を見つけてみてください。
その積み重ねが、あなたらしい人生を静かに形作っていきます。
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