人と関わる中で、「どうしてこんなに疲れてしまうんだろう」と感じることはありませんか?
相手を思いやる気持ちが強いほど、気づかないうちに自分のエネルギーを使い果たしてしまうことがあります。
スピリチュアルな視点から見ると、私たちの心や体は“光”のようなエネルギーでできていて、それを守ることが心の健やかさにつながります。
私自身も、会社勤めをしていた頃、上司と部下の間で板挟みになり、心がすり減っていた時期がありました。
どちらの気持ちもわかるのに、どう動けばいいかわからなくなってしまって……そんな時は、昼休みに会社を抜け出して近くのショッピングモールをふらりと歩いたものです。
人のざわめきの中でぼんやりしているうちに、少しずつ頭が整理され、心の重さが軽くなっていくのを感じました。
あの時間が、私にとって“エネルギーを守るための小さな避難所”だったのかもしれません。
心が限界を感じたら、エネルギーの声を聞くサイン
あの頃の私は、上司と部下の間で板挟みになり、常に気を張っていました。上からは結果を求められ、下からは不満や戸惑いが押し寄せる。どちらも大切にしたいのに、どうしても両立できない瞬間がありました。自分の感情を押し込めて「とにかく頑張らなきゃ」と走り続けていたのですが、気づかないうちに、心も体もエネルギーをすり減らしていたのです。
特に印象に残っているのは、ある日の昼休み。息苦しくなって、デスクからそっと立ち上がり、会社を抜け出して近くのショッピングモールへ向かいました。人の流れの中をぼんやり歩きながら、私は自分の内側から静かに語りかける声を感じました。
「もう少し、立ち止まってもいいんじゃない?」
それは、私の中の小さな魂の声――あるいは守護天使のささやきだったのかもしれません。あの時、頭の中でぐるぐるしていた思考が少しずつ整理されていく感覚がありました。疲れきった心に、柔らかな風が吹き抜けていくような瞬間でした。
スピリチュアルな視点で見ると、心が限界を感じる時というのは「エネルギーのバランスが崩れていますよ」というサインです。エネルギーが乱れると、感情も不安定になり、人の言葉や態度に敏感に反応してしまいます。けれど、それは決して悪いことではなく、あなたの魂が“もう少し自分を大切にして”と知らせてくれているだけなのです。
立ち止まって、静かに深呼吸をしてみてください。体の奥にある小さな光を意識して、その光が少しずつ広がっていくのを感じます。疲れや焦りを否定せず、「ああ、私は今こんな気持ちなんだ」とただ認めること。それだけで、エネルギーはゆっくりと回復を始めます。
私もあの時、自分を責めるのをやめて、「疲れてる私を癒そう」と思えた瞬間から、心がすっと軽くなりました。誰かのために尽くすことも大切ですが、まず自分のエネルギーを守ることが、周囲に優しさを届ける第一歩なのだと気づいたのです。
守護天使たちは、いつも私たちが本来の自分に戻れるように見守っています。無理をして頑張りすぎているときこそ、その存在が静かに寄り添い、あなたの魂を休ませてくれるのです。心が「もう疲れた」と訴えているとき、それは終わりではなく、“本当の自分を取り戻す始まり”なのです。

「ノー」と言う勇気が、心の自由を取り戻す
最終的に会社を辞めましたが、会社を辞めた頃の私は、どこかで「逃げてしまった」と感じていました。責任を果たせなかった自分を責め、もっと頑張れたんじゃないかと何度も振り返っていました。けれど、時がたつにつれて気づいたのです。あの決断は、弱さではなく“魂が自分を守るために選んだ道”だったのだと。
あの頃の私は、誰かに「ノー」と言うことが怖かったのです。上司の期待に応えたい、部下を守りたい――そんな思いが強すぎて、どんなに疲れていても「大丈夫です」と言い続けていました。でも、どんなに優しくても、どんなに責任感が強くても、私たちは無限にエネルギーを注げる存在ではありません。人の要求や感情にすべて応じていると、少しずつ自分の光が曇っていってしまうのです。
スピリチュアルな観点から見ると、「ノー」を伝えることは“愛の表現”のひとつです。
なぜなら、あなたの魂は常にバランスを求めているからです。自分を犠牲にしてまで他人を喜ばせようとすると、エネルギーの流れが滞り、心が重たくなってしまいます。逆に、「今はできません」「少し時間をください」と正直に伝えることで、あなたの内なる光が再び澄んでいくのです。
私自身、フリーランスとして働くようになってから、「ノー」を言う練習を始めました。
依頼を受ける前に「本当にやりたいか」「自分のペースを守れるか」を確かめるようにしたのです。最初は罪悪感がありましたが、不思議なことに、断ったあとに心がスッと軽くなる感覚がありました。まるで守護天使が背中を押してくれるように、「それでいいんだよ」と囁いてくれているようでした。
すると、仕事の流れも人間関係も少しずつ変わっていきました。
自分の気持ちを大切にしながら選んだご縁は、自然と穏やかで信頼できるものになっていったのです。相手に誠実であることと、自分を守ることは、決して対立することではありません。むしろ、両方を大切にすることで、より深い絆や調和が生まれるのだと実感しました。
スピリチュアルの世界では、境界線を「光の輪」と表現することがあります。
それは、他人を遠ざけるためではなく、あなた自身のエネルギーを保つための保護の光。
あなたが自分を大切に扱うほど、その光は強く輝き、まわりにも優しい影響を与えます。
“ノー”を言うことは、冷たさではなく誠実さです。
“限界です”と伝えることは、弱さではなく勇気です。
あなたが心の声に耳を傾け、自分の本当の気持ちを選んだ時、心の中の扉はそっと開きます。そこから吹き抜ける風こそが、自由の始まりです。
守護天使たちは、あなたがその扉を開ける瞬間を、いつも静かに見守っています。
そしてあなたが再び自分らしく輝き出すたびに、その光を祝福してくれているのです。
人間関係の疲れや迷いは、誰にでも訪れるものです。
けれど、それはあなたが「人を大切にしたい」と願っている証でもあります。優しさゆえに傷つくことがあっても、そこには深い愛が流れています。だからこそ、時には立ち止まり、自分の心を抱きしめてあげてください。
自分を守ることは、わがままではなく“魂のケア”です。
境界線を持つことは、壁を作ることではなく、愛と尊重をもって自分を守る選択です。
あなたが自分を大切にするほど、あなたのエネルギーは澄んだ光となり、その光が周囲の人をもやさしく照らしていきます。
守護天使たちは、あなたが自分の心に正直に生きようとするその姿を、静かに見守っています。
焦らなくても大丈夫。少しずつでいいのです。
今日という一日を、自分らしく穏やかに過ごせたなら、それだけであなたの魂は輝きを増しています。
どうかその光を信じて、これからもあなたらしい道を歩んでいってください。
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