誰であっても、不安を心の片隅に抱えているものだと思います。
特に、社会の厳しさを知ったり、人生の苦しみを知ったりすると、心の中に守りができて、なかなか挑戦や冒険ということができにくくなるものです。
でも、人間は不安があるからこそ、その不安をエネルギーに変えることができます。挑戦すると決めたときも、不安があるからこそ慎重になれるし、より丁寧に、より確実に進もうとする力が生まれるのです。
私自身も、スピリチュアルの仕事を本業にすると決めたとき、とても強い不安がありました。
「本当にやっていけるだろうか」「生活は大丈夫だろうか」と、何度も自分に問いかけていました。だから、その不安を少しでも和らげるために、ライターの仕事をしたり、時には翻訳の仕事をしたりして、スピリチュアル以外の仕事も続けていました。今でもほんの少しはその仕事をしていますが、それは生活の支えでもあり、心の安定にもなっています。
もしあのとき、スピリチュアルだけに全てを賭けていたら、きっと不安に飲み込まれてしまって、「上手くいかない」という現実を引き寄せていたかもしれません。
不安があるからこそ、別の工夫をしたり、学び直したり、慎重に動けたのです。
不安を完全に消そうとするのではなく、「この不安と一緒に生きていこう」と思えたことで、むしろ心が強くなり、結果的に望む現実を引き寄せられたのだと思います。
不安は本気のサイン
多くの人は、不安は自分の敵だと思い込んでいます。
だから、不安を感じると逃げ出したくなったり、見なかったことにしたりしてしまう。
でも実は、不安は私たちに大切なメッセージを届けてくれる“ガイド”なのです。
不安は、心の奥に隠れている気持ちを表面化させてくれます。
たとえば、何かに挑戦しようとしたときに感じる不安は、「自分がどれほど真剣にそのことを望んでいるか」を教えてくれています。
つまり、不安は“本気のサイン”。
不安があるということは、それだけその出来事があなたにとって大切だということです。
宇宙の法則で見れば、不安が現れるのは「まだ学ぶことがある」というサインでもあります。
不安を感じたときは、立ち止まって「これは何を教えてくれているのだろう?」と自分に問いかけてみてください。
そうすると、不安が少しずつ形を変えて、ヒントや気づきへと変化していくのがわかると思います。

不安と仲良くなる方法
不安と仲良くなるためには、まず“受け入れること”が大切です。
追い払おうとしたり、無理にポジティブになろうとする必要はありません。
深呼吸をして、「いま、不安を感じている自分がいるな」と認めるだけで十分です。
不安は、ただ理解してもらいたいだけの存在だからです。
不安に何かキャラクターを作って、自分の心の中に住んでいる妖精みたいに思うと気が楽になりますよ。かわいい妖精です。
そして、もしできるなら、その不安という妖精に「不安があるおかげで、次に進む道が見える」と感謝してみてください。
宇宙の法則上、「心の状態に等しいことが現実に起こる」ようになっています。だから不安を不安のまま抱えていると、その不安と等しい現実がやってきます。
不安を否定せず、感謝の気持ちを向けると、不安のエネルギーは穏やかに変わり、現実も自然と好転していきます。
不安は成長のチャンス
不安を感じるとき、それはあなたが新しいステージに上がる準備をしているということ。
不安を避けるのではなく、正面から見つめてみることで、自分の中の可能性が広がっていきます。
私も不安のたびに、自分を見つめ直し、立ち止まり、考えました。
その繰り返しの中で、「大丈夫、ちゃんと導かれている」という確信が少しずつ育っていったのです。
そうして心の声に従って進んでいくと、不思議と宇宙が道を整えてくれる瞬間がやってきます。
不安を感じるときこそ、成長の扉が開いているサイン。
不安は敵ではなく、あなたの味方です。
どうか逃げずに、その不安の奥にあるメッセージを受け取ってください。
不安を友達にできたとき、人生はもっと穏やかに、そして確実にいい方向へ動き出します。
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